神戸フィルハーモニック 〜こんな活動をしました〜



目次
2004/10/11サロンコンサート
2004/12/12第49回定期演奏会
2004/1/29ニューイヤーコンサート2005
2005/6/11 後援会主催 朝比奈千足のおしゃべりティータイム
2011/6/17東日本大震災チャリティー「金管アンサンブルコン サート」
2011/9/4東日本大震災チャリティーアンサンブルコンサート Vol.2
2011/10/2東日本大震災チャリティーアンサンブルコンサートVol.3

2011/10/29-30 被災地・南三陸町歌津地区訪問コンサート
2012/2/13 被災地への「折鶴大作戦」
2012/3/11 「被災地への折鶴大作戦!」ご報告(運営委員/現地リポート)。


◆◆ 被災地への「折鶴大作戦」に参加
先日、神戸フィルメンバーで折った折鶴を、被災地の南三陸町へ届けてきました。

私達メンバーの中には、17年前の阪神大震災で被災したメンバーもいます。
メンバーそれぞれが、被災地に向けてのメッセージを書き込み、心を込めて折った折鶴が、3月11日、見事に南三陸町・歌津地区の入り口に飾られました。
 
≪写真1≫
 以前は、瓦礫に囲まれていました。

 ≪写真2≫
瓦礫のかわりに、見事な折鶴が飾られました。
現地に行った団員が、左端に立っているのがわかりますでしょうか??とっても大きくて立派な折鶴です。


 ≪写真3≫
よく見ると歌津地区の”うたつ”の文字が・・・


≪写真4≫
地元の方、県外の方問わず、通る方々が車を停車させては、しばし見入ったり、写真を撮っていかれる様子が頻繁に見受けられました。


 ≪写真5、6≫
 当初の予定(3万羽)を大幅に超える、6万5千羽の折鶴が届けられ、飾りつけ作業は急ピッチで進められました。
 被災地の方々、各地からのボランティアの皆さん、みんな一生懸命です。



 ≪写真7≫
 私達が折った水色の折鶴も、一羽一羽丁寧に、飾りつけて下さいました!
 
瓦礫だらけのモノトーンとなってしまった町に、被災者、全国のボランティアで紡いだ、鎮魂と、復興への祈りを込めたカラフルな折鶴が、町を彩りました。
ふとした瞬間に、私達が折った折鶴を通して、被災地で戦っている人々に想いをはせることができれば・・・と思います。

≪写真8、9≫
ネットニュースでも複数取り上げられました!



≪写真10≫
 仮設の福幸(復興)商店。軒先に、神戸フィルハーモニックの名前も飾られる予定です。


◆◆ 被災地への「折鶴大作戦」に参加

10月に有志団員で演奏活動を行いました、南三陸町立歌津中学校の生徒達、また、その保護者、教職員の方々、全国の ボランティアの方々が、震災から1年の節目にあたる3月11日に向け、折鶴を作って、歌津地区の入り口にある看板に飾り付けを行う、という企画が進められ ています。




今回、神戸フィルの皆さんにも是非参加して欲しい!とのお声掛けをいただき、「折鶴大作戦」に参加させていただきました!

<活動内容>
■主旨
南三陸町・歌津地区の入り口に、被災者とボランティアで作製した看板があり、震災から1年の節目となる3月11日に向け、全国で折鶴を合計6万羽作り、看 板を飾る。
(行政の地区再生計画が進んだ場合、状況によっては撤去される可能性もありますが、撤去の指示が出ない限り、現地で飾り続けるとのことです)

■活動
2月13日の練習日に、みんなで折鶴を折りました。
折鶴には、被災地に向けたメッセージを書きました。
阪神淡路大震災で被災した神戸から、宮城県に向けた想いを、団員皆それぞれ、何を書こうか悩みながら、気持ちを込めて書きました。





折鶴は、有志団員が文化祭で一緒に演奏した、南三陸町立歌津中学校に届けられ、今飾り付けが急ピッチで進められています。

■ひとこと
今回、「現地に足を運んで下さった団員はもちろん、コンサートの義捐金提供など、支援して下さった神戸フィルの皆さんに、是非参加して欲しい」とのこと で、連絡を受けました。
現地に足を運んだことがない方々にも、ふとした時に、自分の名前とメッセージ入りの折鶴の看板を通して、歌津のこと、震災のことを思い出していただき、忘 れないで欲しい、という気持ちで企画が進められています。
歌津地区は、被害は甚大だったものの、小さな集落で、当初からメディアも少なく、知名度が低い為に、復興も遅れ気味です。
少しでも皆さんの心に足跡を残して、息の長い支援を・・・という、現地の切実な想いを感じました。

■最後に
飾りつけが完成した現地の写真も、また掲載する予定です。
私達の折鶴が、歌津地区の入り口に飾られること、今からとても楽しみです。
被災地の方々、全国各地のボランティアの皆さん、そして、神戸フィルの絆が、折鶴となって糸で紡がれる日はもうすぐです・・・。




◆◆10 月29日〜30日 被災地・南三陸町歌津地区訪問コンサート


災害ボランティアで歌津地区へ入っている団員の活動から、私たち神戸フィルがそこへ行き、音楽を通して貢献できる機会を持つことができました。
歌津地区の仮設住宅がある「平成の森」の体育館アリーナでミニサロンコンサートと歌津中学校文化祭で吹奏楽部と合同演奏を行いました。









ミニコンサートが終わったあと、「ありがとう、元気が出たよ」「心の栄養をもらった」など、手を握って声をかけていただいたりしました。



中学生は「やっぱり本物は違うわ」と目を輝かせていってくれたりしました。チャリティーコンサートVol.3での義援金でチューナー7台とメトロノーム3 台を寄贈してきました。これには大阪豊中市の清家楽器に特別にご厚情をいただき、破格値で提供していただきましたことをここでお礼申し上げます。
この訪問で私たちにとってもかけがえのない体験ができたことをうれしく思います。








また、交流が終わってから海岸線に沿って走り、気仙沼や石巻といった町へ足を伸ばして被災地の現状を目のあたりにしました。



瓦礫こそかなり取り除かれていますが、ほとんど何もないままです。復興というにはまだまだ遠い道のりだと感じました。
遠い地で普通の生活ができる我々に何ができるのか、どうしたらよいのか、よく考えたいと思います。


 毎日新聞に掲載されました>& gt;




◆◆10 月2日 灘泉 泉勇之介商店にて
東日本大震災チャリティーコンサートVol.3 フルートアンサンブル

第3回のチャリティーコンサートも大盛況で、120名を越えるお客様にが来場いただきました。
利き酒付きで、休憩時に3種の灘泉を提供させていただきました。少しお酒が入ると気分も軽くなり、後半はより楽しい雰囲気の演奏会となりました。
義援金として収益の全額160,380円を日本赤十字社に寄付いたしました。また、当日の義援金ボックスと今回のメンバーのうち1人が独自に行ったチャリ ティーコンサートの収益4,000円を合わせ、14,800円は歌津中学校吹奏楽部の訪問時にチューナーとメトロノームを購入して寄贈することとしまし た。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた方々に感謝いたします。















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2011年9月4日 ロッコーマンホールにて
東日本大震災チャリティコンサート
   神戸フィルハーモニックメンバーによるアンサンブルコンサートVol.2
  響きが祈りに〜神戸から被災地に寄せて


9月4日に開催致しましたチャリティーコンサート、アンサンブルコンサート Vol.2は、
台風の影響が心配されましたが、多くの方にご来場いただき盛況のうちに終了致しました。
温かいお客様の雰囲気の中、神戸フィルメンバーもリラックスして演奏できました。
ご来場いただきましたお客様はじめ、開催にあたりご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
入場料と義援金の総合計9,5000円全額を日本赤十字社を通じ、東日本大震災被災地へ寄付させていただきましたので報告いたします。



















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2011年6月17日 ヤマハミュージック神戸店 3F ミュージックサロン にて
東日本大震災チャリティー「金管アンサンブルコンサート」





6月17日に開催致しました、金管セクションメンバーによるチャリティーコンサートは、多くの方にご来場いただき盛況のうちに終了致しました。
ご来場いただきましたお客様をはじめ、開催にあたりご協力いただいた方々、そして我々の活動に賛同いただき出演してくださったチューバ奏者の杉山康人氏に 厚く御礼申し上げます。

お客様から頂いた入場料と義援金の総合計は、59,315円でした。全額を日本赤十字社を通じ、東日本大震災被災地へ寄付させていただきましたのでご報告 致します。





◆◆

2005年6月11日 三ノ宮 ピア・ジュリアンにて
朝比奈千足のおしゃべりティータイム  大好評でした♪

後援会主催によるコンサートは3回目になりますが、今回は朝比奈千足音楽監督によるお話と神戸フィルハーモニックの クラリネットメンバーによるアンサンブルをお送りしました。
40名様限定のアットホームな雰囲気の中、バッハとヘンデルの故郷チューリゲンの森を初め、朝比奈音楽監督が訪れた様々なドイツの町々や人々の楽しいエピ ソード、朝比奈監督のドイツ留学時代の話などが披露されました。
配布された資料(ドイツの地図)を片手に熱心にメモを取りながら聞いてくださったお客様も多く見られました。





生演奏は、神戸フィルハーモニッククラリネットメンバーらにより、ベートーヴェン=ミュラー作曲アデライーデ、プランツァー作曲クラリネット二重奏、シュ タイナー作曲インマークライナー、クラリネットポルカでした。

写真は、一枚目:松原央樹(ピアノ:右近恭子)、二枚目:左から植野仁珠、伊藤祐規子。



「インマークライナー」では、曲の途中から順々にクラリネットの下を外して片付けながら曲を吹き続け、最後にはとうとう、写真のように先の部分だけになっ て終わります。生で見てこその曲で、会場も盛り上がりました。




演奏会の最後には、お客様からの発言、質問の時間を設けましたが、「アットホームな会で大変良かった。またやってほしい」というお声や、朝比奈監督のドイ ツのお話へのご質問などがありました。朝比奈監督の答えに、「ドイツではどんな小さい町にもオーケストラやってきて、人々が身近に音楽を楽しめる環境にあ る。神戸フィル設立以来26年間私が目指してきたこともまさにそのように、神戸の人々、また神戸周辺のどんな小さな町の人々にも音楽をお届けしたいという 気持ちからであった」とのお話しがありました。
以前朝比奈監督が出演していたラジオ番組のファンの方からの発言もありました。

今回もこのように有意義な時間を後援会の皆様を初めとするお客様と持てましたことを、神戸フィル一同感謝いたします。



◆◆

ニューイヤーコンサート2005  おかげさまで文化ホールが超満員になりました。



2005年1月29日神戸文化ホール大ホールにおいて、神戸フィルハーモニックニューイヤーコンサート2005を開催いたしました。
毎年、神戸元町ライオンズクラブ様と神戸フィルの主催で開催しており、ファンの皆様にはおなじみのコンサートです。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートにならって、第二部はいつもヨハン・シュトラウスの楽しいポルカやワルツのプログラムですが、合間には朝比奈千足 が曲目をわかりやすく解説して、より深く音楽を楽しんでいただけるように神戸フィルならではの工夫をしています。
第一部は毎回個性溢れる企画をしていますが、2002年からは「次代を担う子供達との競演」をテーマに、毎年子供達とオーケストラとの共演をお送りしてき ました。


《ニューイヤーコンサート2003より》

2002年は吹奏楽団の子供達と、2003年は合唱団の子供達と、2004年は弦楽合奏団の子供達とやってまいりまして、今年はYUKIバレエスタジオで 学ぶ子供達との共演が実現しました。
ビゼーの小組曲「子供の遊び」にあわせて美しい衣装に身を包んだかわいらしいバレーリーナ達の姿が登場したときには、会場からどよめきがおこりました。
《ニューイヤーコンサート2005より》

第二部はアップテンポに進行し、多くの曲で「ブラヴォー」の歓声をいただき、奏者一同嬉しい限りでした。
最後の曲は、たいへん人気があり毎年演奏している「美しく青きドナウ」でした。
満場の拍手をいただき、例年ですとそのままアンコールの「ラデツキー行進曲」の前奏のマーチが始まって、会場の手拍子と共に盛り上がるところでしたが、今 年はここで朝比奈千足が一言申し上げました。「今年のウィーンフィルのコンサートでは、年末のスマトラ島沖大津波の大災害の被災者に配慮してラデツキー行 進曲のお祭り騒ぎはナシに終わりました。神戸フィルのニューイヤーはどうしたらいいのか、悩みました。神戸フィルとしても、新潟県中越地震やスマトラ沖地 震津波で亡くなられた方、ご遺族の方、被災者の方々のことには、たいへん心を痛めており、心よりお見舞い申し上げます。また、今年は神戸の震災10周年の 区切りでもあります。今日は復興途上の神戸の方々を勇気づけるためにラデツキー行進曲は演奏することにします。しかし、昨年の大災害の被災者に配慮して、 手拍子はナシにしましょう。」という内容でした。
会場の皆様、ご協力、ご声援、誠にありがとうございました。

次は記念すべき第50回の定期演奏会が6月26日(日)同じ神戸文化ホールにて行われます。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。



◆◆

第49回定期演奏会にた くさんのご来場ありがとうございました。


2004年12月12日、神戸国際会館こくさいホールにおいて、神戸フィルハーモニック第49回定期演奏会を開催い たしました。
プログラムは、ウェーバーの魔弾の射手序曲、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、ブラームスの交響曲第2番を演奏しました。また、拍手にお応え してアンコールにブラームスのハンガリア舞曲第1番を演奏しました。
開演前には、お客様に本プログラムとはまた違った音楽の楽しみをご提供したいということで、恒例のロビーコンサートを行いました。今回はオーボエカルテッ トの演奏で、「エンターティナー」、「G線上のアリア」、「イェスタディ」、「赤鼻のトナカイ」、「茶色の小瓶」をお送りしました。
また今回は、4月から始まったラジオ大阪の「朝比奈千足の音楽千夜一夜」のリスナーの方も多くお見えになったようで した。新たな聴衆の方々とのご縁が出来、私達はたいへん嬉しく思っています。
以下は、演奏会のアンケート用紙、または「朝比奈千足の音楽千夜一夜」の番組宛にいただいた、お客様の声の一部で す。ご投書ありがとうございました。

● ・・・オーケストラは久しぶりだったので生はやはり迫力がありました。モーツアルト「ジュピター」の4楽章は重厚な響きでベートーベンの初期のシン フォニーにつながる感じでた。・・・(56歳 男性)
● ・・・久し振りに家内と共に素晴らしい演奏会に心が晴ればれとし、すがすがしい気分になれました。・・・(男性)
● ・・・夫と共に素晴らしい演奏を聞き。至福のひとときを過ごさせて頂きました。終了後、余韻にひたりながら美しくライトアップされた神戸の街を散策し て帰路につきました。・・・
(女性)
● ・・・こくさいホールも始めてで、席に着いてから始まるまでワクワクし、「朝比奈先生」が出て来られ、でも声を聞くとやはりいつもの「千足さん」でし た。あまりじっくりクラシックを聞いた事のない私でしたが「魔弾の射手」は聞き覚えがあり、そのまますっかり心地良く聞き入ってしまいました。・・(女 性)
● ・・・あこがれの街で、すてきな曲を聞き、心洗われるようでした。大勢の人がこられていましたネ。これからも機会をつくって演奏会へいこうと思いま す。有難うございました。・・
(56歳 女性)
● ・・・ブラームスの第2番で、チューバが使われているというのは、実演ならではの発見でした。妻も、とてもよかったよ♪、と感激していました。・・・ (男性)
●・・・演奏前の曲目解説はとても親切で、わかりやすかったです。
●・・・ロビーコンサートは大変楽しかったです。


このようなお声を励みに、これからもご期待に応えられる演奏をしていきたいと団員一同気持ちを引き締めつつ、次回ニューイヤーコンサートの練習に取り組んでおります。
尚、第49回定期演奏会の演奏をCDにして皆様に聴いていただこうという企画がただいま進行中です。
詳細が決まりましたら、このホームページでもお知らせいたしますので、どうぞご期待ください。


◆◆

おかげさまで
サロンコンサートは大成功に 終わりました。



2004年10月11日14:30日本聖公会神戸聖ミカエル大聖堂において、神 戸フィルハーモニック後援会主催によるサロンコンサートが行われました。
神戸フィル弦楽器メンバー約20名の演奏を、朝比奈千足の楽しいお話を交えてお聴きいただきました。プログラムは、モーツァルトのアイネ クライネ ナハトムジーク第一楽章、ボッケリーニのメヌエット、レスピーギのシチリアーナ、チャイコフスキーのワルツ、ブリテンのシンプルシンフォニー全曲。
アンコールはバッハのG線上のアリア、グリーグのホルベルク組曲より前奏曲でした。




コンサートには200名近いお客様が来場され、満足されました。

主催の神戸フィルハーモニック後援会の皆様には、団員一 同、このような場を与えていただいたことに大感激しました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、ご支援いただいていることを忘れずによりよい演奏を 目指してがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。

また、今回は神戸聖ミカエル大聖堂という伝統ある教会で演奏することができ、感激ひとしおでした。日本聖公会関係者の方々に心より感謝申し上げます。





コンサートに引き続いての懇親会も大盛況の内に終わりました。
写真は朝比奈千足音楽監督の挨拶の様子です。この後、軽食とドリンクをいただきながら神戸フィルメンバーと後援会の方々や一般のお客様との親睦を深めまし た。
またこの日、新たに多数の方々が後援会会員になられました。何よりも嬉しいことです。
(2004/10/11)

この日の演奏の一部が、「神戸フィルサウンド 試聴室」でお聴きいただけるようになりました。
ぜひご利用下さい。(2004/11/10)

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